新築住宅を建てる費用

これから三重県で新築住宅を建てようと考えている方は、「地盤改良費」という費用が存在することを頭に入れておいた方がよいでしょう。「地盤改良費」とは、地質調査によって判明した軟弱な地盤を、住宅の重みに耐えられる強固なものへと改良する工事に掛かる費用のことです。地質の状態や改良が必要な深さにより、工事の種類や改良方法が異なります。また、それによって掛かる費用も大きく変わってきてしまいます。それほど深い部分の改良が必要でなく、強度に少し問題がある程度の場合、軟弱層の地層を取り除き、代りに砕石や砂利などを投入,てん圧したりして改良します。

しかし、非常に深い層の地層が軟弱な場合には、軟弱層の部分まで掘り起こすことは難しいので、別の方法を用いての改良工事を行います。その工事には、特殊なスクリュードリルで地下深くの強固な地層に辿り着くまで穴を掘り、その穴に鉄鋼でできた菅や杭などを打ち込んで、その鋼菅や杭で住宅を支えるという方法をとります。この方法での改良工事が必要となった場合、とても高額な費用が掛かりますので、そのような事態に備えて、この費用を考えた予算組みを行わなければならないのです。

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